<雑記>クイズ

雑記

先日ツイッターで、私が記事にした「タピオカ」「バナナ」「お餅」が枕元に立ったと書きました。

私は冬になると睡眠が深くなるという特徴があり、この季節はそれでなくても奇妙な夢を見がちなのです。

そして昨日も温かいコーヒーを飲み、最高の睡眠をむかえる準備をしてベッドに入ったのにも関わらず、またしても奇妙な訪問者が訪ねてくる運びとなりました。


私「うーん、あれここはどこだ。壁一面が白くて四角い部屋だ。」

謎の声「おめでとうございます。あなたはクイズの解答者に選ばれました。」

私「クイズ?」

謎の声「そうです。これから、あなたにクイズを出したいという様々な生物が訪れクイズを出すので、あなたはそれに解答してください」

私「はあ」

謎の声「それでは、第一の出題者さん、どうぞ」

豚「どうも豚です」

私「どうも」

豚「それでは出題します。自らの食糧の為、一部の動物を飼育し、増やし、その肉を食べ生活してる生物と言えばなーんだ?」

私「・・・・人間です」

豚「正解です。それでは!!」

バンッ!!

豚さんは、お肉屋さんで売られている、白い紙に包まれたひき肉に変わってしまいました。

それと入れ替わりに、きれいなみずいろの羽をした鳥が入ってきました。


鳥「どうも鳥です」

私「どうも」

鳥「それでは出題します。
自らの生活環境の為、ガスを垂れ流し、空を汚す生物とは?」

私「人間です。」

鳥「正解!じゃあな!!」

バンッ!!

鳥は、一瞬にして、焼き鳥のねぎまに変わっていました。

ねぎはどこから出てきたのかと考えていると、今度は武田鉄矢さんが現れました。

武田さん「どうも」

私「どうも」

武田さん「それでは出題です。人と人が支えあっているように見える漢字が表す生物とは何でしょうか?」

私「人間です」

武田さん「正解です。さらば!!」

武田さんは、そういうと背広についてるジェット機で、白い屋根を突き破って出て行ってしまいました。

その屋根の穴を眺めていると、そこから白いローブをまとった威厳のある白ひげを蓄えた老人が下りてきました。

神様「どうも、神です」

私「どうも」

神様「それでは出題じゃ。
私が作った大地を汚し、我が物顔でふるまい、生態系の頂点だと勘違いしている愚か者は誰じゃ?」

私「人間です」

神様「正解じゃ!!」

神様は、とくに何か派手な音を立てるでもなく、ドアから礼儀正しくそっと帰っていきました。

私は、改めて人間の業の深さに絶望し、その場にうずくまってしまいました。

すると、そこに現れたのが、一つの光です。

よく見るとそれは、手のひらサイズのかわいい妖精でした。

妖精「どうしたの?」

私「人間という生物に絶望しているのです」

妖精「そうなのね」


するといきなり、白い部屋がヴァイオリン、ピアノ、フルート等あらゆる楽器の伴奏で包まれます。

何が起きたのかとまどっていると、妖精がいきなり歌い始めます。

♪誰かが困っているときーー
♪手をさしのべるーー優しい心

♪目の前のけわしい崖をーーー
♪あきらめず、昇り続ける不屈の心ーーー

♪失敗を恐れずーーー
♪新しいことに挑戦し続ける、勇気の心ーーー

♪全ての物事のーーー
♪成り立ちを考える、想像力ーーー

ラララーーー
ラララ―ーー
そのすべてを持つのがーーー人間ーーー♪


私は、その音楽を聴きながら自然と涙をこぼしていました。


妖精「いいこと、確かに今の人間が抱える問題や業は深いわ。しかしあなたたちが想像力を失わない限り、希望は常にあるのよ、あきらめてはダメ」

私「・・・・・はい」


バンッ!!!


白い部屋が爆発したと思った瞬間に、私は目覚めました。


いつもの部屋を一通り眺め、窓の外の太陽を見る私。

絶望に負けずに、希望を常に見続けて生きていこう!

そう決意することが出来た朝なのでした。(最近、こんな夢ばかり見るのですが、どういう精神状態にあるのか誰か教えてください。結果、カオスな記事ばかりに!)

何だかよくわからないモノを目指し、ブログやってます
本の書評や考察・日々感じたこと・ショートストーリーを書いてるので、良かったら見て下さい♪

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