2023-11

雑記

<雑記>粉ものについての省察

私は、粉ものが好きである。ここでいう粉ものというのは、「お好み焼き」と「たこ焼き」の二種類のことだと言って差し支えありません。
書評

<書評>ドグラ・マグラ 薄暗い精神の夢幻循環

「ドグラ・マグラ」は日本の文豪、夢野久作さんの長編小説で、日本三大奇書の中の一冊としても有名な作品です。幻想的で怪しい魅力を放つ本作を書評しました。
雑記

<雑記>人類の友、お酒について

お酒が飲めた方が人生は絶対に楽しい!私はどこかへふらっと旅をするのが好きなのですが、風光明媚な観光地に行くたびにそんなことを思います。
雑記

<旅行記>ケロケロクエスト 初めての仙台編

私は10月の上旬、仙台に行ってきました。行きは約二時間ごとに「水戸」「いわき」「仙台」と食事をしたり休憩をしたりしつつ、仙台へ向かい、帰りは「仙台」「福島」「郡山」という感じで経由して移動する、乗り放題パスをふんだんに使い、かつ移動中、沢山読書をするという旅になります。
歴史

<書評>室町の覇者 足利義満 朝廷と幕府はいかに統一されたか

本書は、日本の古代や中世の礼制度や法制度、政治を研究している歴史学者の桃崎有一郎さんが、2020年に、ちくま新書から発売した新書です。室町殿という理解が難しい存在を知る決定版のような一冊。
雑記

<雑記>コーヒーとサウナにおけるバランス論

私はコーヒーが好きです。しかし別段、どの豆がとか、家で挽くみたいな本格派などでは全然なく、粉に水を入れるタイプのアイスコーヒーをがぶ飲みし、外のカフェではブレンドやアイスコーヒーを何杯も飲むという感じの質より量派でございます。
歴史

<書評>平治の乱の謎を解く 頼朝が暴いた「完全犯罪」

本書は、日本の古代や中世の礼制度や法制度、政治を研究している歴史学者の桃崎有一郎さんが、20203年7月に発売した新書です。ミステリーのような、ワクワクする筆致にページをめくる手が止まりませんでした。
雑記

<雑記>闇の文学のすすめ

闇があるから光が輝く。読書にもまたそれが当てはまるそんなことを思います。「黒猫」や「ドグラ・マグラ」などある種の過剰さが色めく、闇の文学の系譜を私は今摂取中です。
書評

<書評>「黒猫・黄金虫」 暗い死の埃の中に浮き上がる欲動の姿

「黒猫・黄金虫」は19世紀の小説家、エドガー・アラン・ポーの短編小説集です。私が読んだのは新潮文庫版で、収録作品は「黒猫」「アッシャー家の崩壊」「ウィリアム・ウィルスン」「メールストロムの旋渦」「黄金虫」の5編でした。