かえる文学

考察

<考察>「推し、燃ゆ」 血みどろで四つん這いの生

「推し、燃ゆ」は、小説家・宇佐見りんさんの2作目の長編小説です。生きること自体がままならない者の叫びを、言葉という武器を使い、心に刺さるように閉じ込めた表現がすさまじく、圧倒されるような力を持つ本作を自分なりに考察しました。
雑記

<雑記>気分の転換

悪いことが続くときの気分をどう転換するか? 切り替えなくてはダメだと分かっていてもなかなか難しいものです。今回はそんなことについてをざっくばらんに書きました。気楽に見てね♪
かえる劇場

<かえる劇場>予習が至る場所

何だかよく分からない不条理なショートストーリー、それが「かえる劇場」です。第二十六弾は、旅館の女将と客の男が繰り広げる「予習が至る場所」。肩の力を抜いて気楽に見ていただけると幸いです。
雑記

<雑記>音楽とセンサー

私は音楽を聞くのが好きです。全身を音で包み込んでくれるような体験をさせてくれる音楽に、人生でかなり救われてきたのですが、しかし好きだからこそ、音楽には落とし穴があります。そんなことをざっくばらんに書きました。
考察

<考察>「流浪の月」 月は地上を見放す

「流浪の月」は凪良ゆうさんの長編小説で、本屋大賞の大賞を受賞した作品です。目に見える表層や、上辺だけの言葉では表せない社会の本質的問題を浮かび上がらせている圧倒的な作品を、自分なりに考察しました。
雑記

<雑記>いちご狩り

私は「いちご狩り」という言葉に対して疑問を持っています。「狩り」という言葉から連想される緊張感が、いちご狩りの行為にはまるで感じられないからです。そんなこんなをざっくばらん書きました。気楽に見て下さい♪
かえる劇場

<かえる劇場>腕の見せ場

何だかよく分からない不条理なショートストーリー、それが「かえる劇場」です。第二十五弾は、男と女がホテルの最上階で繰り広げる「腕の見せ場」。肩の力を抜いて気楽に見ていただけると幸いです。
雑記

<雑記>水言葉

私とウォシュレットの相性は悪い。誤解が無いように言いますが、私の方はウォシュレットを愛しています。しかしどう考えても一方通行の愛であり、彼の方は私を見向きもしていないのです。そんなこんなについてざっくばらんに書いてます。
考察

<考察>「薬指の標本」 喪失という暗美

「薬指の標本」は、作家の小川洋子さんの小説で、2005年にはフランスで映画化もされた作品です。読みやすいにもかかわらず、優しく、研ぎ澄まされた世界を心の中に映して出してくれる、唯一無二の描写で書かれる本作を、自分なりに考察しました。
雑記

<雑記>存在としての強さ

この前、電車に乗っていた時のこと。目的の駅まで40分位かかるので、バッグから読みかけの小説を取り出しまして、がらがらの席に腰を下ろし、優雅に電車内読書を楽しんでいた私。そこでの「ある体験」について書きました。