スピンオフが苦手である。
最近、ファイナルファンタジー7のリメイクの二作目のニュースを見ていてふと気付きました。
今回の7リバースに関しては、リメイクなのでスピンオフでは無いのですが、クライシスコアとかそういうスピンオフに関して、私は一切プレイしていません。(オリジナルの7は大好きです)
これはファイナルファンタジーに限ったことではなく、大好きな銀河英雄伝説に関しても、外伝は全部読んでいませんし、本ブログで大絶賛しているペルソナシリーズに関しても、ファントムストライカーズといったスピンオフを全くプレイしていません。
そうなのです。私は今まで生きてきて無意識に「スピンオフは買わない」という行動原則を採択してきたのです。
これはなかなか自分でも衝撃で、その理由を考えてみることにしました。
まず第一に、スピンオフはキャラの掘り下げがメインになりがちで大きな物語は進行しない傾向にあるということが理由な気がします。
まあ本編では描かれないことを描くからスピンオフなわけで、上記の描き方は完全に正しい形であるわけですが、やはり私はワクワクするような物語や未知の体験を求めているわけで、どうしても触手が伸びないということがある気がします。
第二に時間軸の短さや、結末をもう知っているという哀しみがあるのかなとも思います。
スピンオフは登場人物のある一日とか、時間的に限定された出来ごとを描いたり、本編から遡った過去のことを描くことも多いです。
そういうスピンオフを読み終えた時、何て言うか自分でも説明出来ないんですが、ふとした淋しさを感じてしまうのです。
これはおそらく、もうこの時間軸は広がりがないとか、結末は決まっているんだなあとかそういうことが複合的に影響しているんだと思いますが、自分でも何とも言えない感覚です。
とまあ思い浮かぶのはこの辺りですが、一方で未来を描いたスピンオフもあるわけで、それも含め苦手な理由はもはやしっかりした理由は分かりません笑
さらに困ったことに、スピンオフが苦手なくせに私は好きなシリーズは全て網羅したいという矛盾した欲望も抱えているのです。
なのでスピンオフ苦手問題をどうにかしたいのですが、やはり本屋にいってもスピンオフではなく、新作を買ってしまうのです。
今、簡単に浮かぶものとしては、新作→スピンオフ→新作→新作→スピンオフみたいに挟んでいく位しか考えられませんが、とにかくペルソナくらいは今年中にスピンオフを制覇出来ればなあ、と思う今日この頃でした。
(しかし悲しいかな人間の習性はそうは変わらないのである)