<雑記>お菓子の家の事件性

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この前、ネットを見てたら白骨死体の画像が出てきました。

何かの広告だったと思うので、すぐに画像は消え、前のページに戻ると今度はドーナツか何かの広告が出ました。

その時にふと思ったのです。

「お菓子の家に白骨死体があった場合、ヤバいことになるのでは」

さて、どういうことか説明しましょう。

言わずと知れた、全ての子供の夢とメルヘンの象徴である「お菓子の家」は、中にあるものも含めて全てお菓子で出来ています。

テレビも家具も、木材ではなくクッキー記事やチョコレートコーティングなど、お菓子の材料でないと審査は下りません。

ということはです。

もし、お菓子の家に入ってリビングのカーペットに白骨死体が転がっていた場合。

それはラムネで出来たオブジェという可能性があるのです。

これは実に恐ろしいことです。

つまりその死体を発見した人物は、死体を一味ぺろっと舐める義務が生じるからです。

もし、これがお菓子の家のハロウィンイベントか何かの演出で、本当にラムネだったら、美味しい嬉しい大好きで、ドリームがカムトゥルーなわけです。

しかし、リアル白骨死体だったら最悪です。

その場で、ざらっとした舌の触感に失神することもあるでしょうし、その時点で映画のジャンルはファンタジーから、ホラーやカルトへ変更を余儀なくされます。

そんなわけでおそらく多くの人は、死体かどうかを確かめる義務から目を背け、見ないふりをして家に帰ることでしょう。

しかしそれこそが犯人の狙いです。

皆が白骨死体にドギマギしている間、悠々と海外に高飛び出来てしまいます。

そして警察が来た頃にはもう手遅れで、義務を怠った多くの人が罪悪感に苛まれます。

あの時私が骸骨を舐めていれば、加害者を野放しにすることは無かったのではないか?

そんな思いから、駄菓子屋でラムネを見たり、子供がラムネを食べるのを見たりするたびに、白骨死体を思い出してしまいます。

それどころかそれ以外のクッキーや、チョコを食べる時にも。

「私が食べているのはサクサクした骸骨なのではないか」

「このチョコクッキーは、骸骨をチョコフォンデュした一部なのでは」

という疑問に苛まれ、ろくすっぽお菓子を食べれなくなることは道理です。

そしていつもの陶芸教室でも、作る陶器全てが骸骨の胴体部分の曲線を自然と表現してしまい、それはもはや陶磁器ではなく、骨磁器。

そうお菓子の家は夢を売る場所で、それには悪夢も含まれるということなのです。

皆さんも、お子さんと一緒にお菓子の家に行くときは、くれぐれも犯罪に巻き込まれないように注意してください←まさかカフェでこんな文章書いてるとは誰も思わないだろうなあ

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