瞬間循環-13 全記事 2023.02.022023.03.10 <弟> 翌日、僕がリビングに行くと姉はもう起きていた。 特に変わった様子もなく、もくもくとトーストをかじっている。 僕も隣に座る、同じくトーストをかじる。 そして姉は普段通り玄関を出ていった。 ★★★★★★★★★★★★ 数日経っても、特に姉に変化はない。 ようやく穏やかな日常が帰ってきたみたいだ。 僕の姉の奇行に対する警戒心も徐々に薄れていき、そしていつの間にか忘れていった。 <前へ> <次へ>