<雑記>日本産コンテンツ(ペルソナ4とか日本映画)

雑記

↓ペルソナ4 ザ・ゴールデンの考察をアップしました。良かったら見てね♪

ペルソナ4が面白い!

以前、サイトにて「ペルソナ5」を取り上げたことがありますが、その前作の「ペルソナ4ザ・ゴールデン」を今プレイしているわけですが、まあ面白い。

正直言って、時間が溶けるなんてレベルではなくプレイしています。

そもそも私は昨年までペルソナシリーズをプレイしたことが無かったのですが。5をやってその完成されたエンタメ性と、社会の問題に正面から切り込み、精神的な救いを提示する思想性に、衝撃を受けたわけです。

そんなわけで5をやったあと、まず最初にシリーズの原点的作品と言われている3をやったのです。

しかし3は確かに面白かったものの、システム面や色々な点で昔のゲームの不便さがあるのも事実でした。

そして満を持して、今回、Nintendo Switchで「ペルソナ4ザ・ゴールデン」がダウンロード版で出たのでプレイしたのです。

5が現代の渋谷や新宿をメインに活動する作品だったのに際し、4は高校生の主人公が、両親の海外出張により、叔父が住む地方の都市である稲羽市八十稲羽という場所に1年だけ居候することになり、その地方都市で起こる事件の謎に迫っていく内容です。

「雨の深夜0時にテレビを見ると人が映る」というマヨナカテレビの噂、そしてひょんなことから大手スーパーのジュネスのテレビ売り場から、様々な人の心の世界に行き、謎に迫っていくストーリーは、やはり唯一無二で、本当に面白い!

システム面も快適で、ダンジョン探索も楽しく、花村陽介や里中千枝などキャラクター達もとても魅力的で、まだ途中の8月部分までしかやってないですが、もしかしたら個人的好みでは5を超えるかもしれません。(最後までやるのが楽しみ)

とまあ、そんなこんなで最近思うのは、日本産コンテンツは実はすごいものがめちゃくちゃあるのでは? ということです。

私は結構、直情径行的な人間ですので、政治がダメダメだったり、それなのにテレビが相変わらずつまらない昔の感覚でやってたりするのを見ていて、最近まで「日本産コンテンツ」(特に映像系)はダメダメだと思ってました。

ドラマはもはや韓国の方があらゆるジャンルの古典スタンダードを丁寧に作っており、映画に関しては実写コスプレ映画ばかりで欧米と比べるべくもない、そう思ってたのです。

しかし考えてみるに、ゲームにおいては、ペルソナシリーズのような発想や、精神を軸に冒険を進め、エンタメ性と両立しているような完成度を誇るものは、海外にはないのではと思います。

そして映画に関して言うなら、最近見る邦画がマジで面白いものばかりです。

確かここで「人数の町」という作品は紹介したと思いますが、2020年の作品である「由宇子の天秤」という映画も、本当に面白かったです。

というか「由宇子の天秤」に関しては、その心理の揺れ動きや、自分の中の善と現状へのせめぎあい、とある神の視点といい、もしかしたら今まで見た中でトップレベルかもしれないとすら思いました。

最近私は、ドストエフスキーを中心に据えて本を読んでいるのですが、「由宇子の天秤」内の精神の揺れ動きは、その意味でドストエフスキー作品に匹敵するかもとすら思います。

そして先週、眠れずにFire TV stickをなんとなくいじっていてサムネ部分で流れる会話が面白そうで見た「友だちのパパが好き」という2015年の作品もめちゃくちゃ面白かった。

普段こういうタイトルの映画は敬遠しがちですが、見てみると丁寧に、そしてブラックに織り込まれたセリフと映像が、絶妙な気持ち悪さと、人間の愚かさを浮き出しにしていて最高でした。(この監督の他作品である「ミツコ感覚」という作品も面白かった)

それ以外にも「ベイビーわるきゅーれ」「水曜日が消えた」などなど、まじで面白い日本映画は多いのです。

ここまで書いてきて私は、本当に反省しています。

確かに商業面のメインステージでは、これアニメでやればいいのではというようなコスプレ映画や、お金を回収することをメインに据えた映画ばかりが目立ちます。

しかし、その裏では心ある人たちが、心に訴えかける様な、そして見る人や自分自身に対する「何か」を掴むための作品を、一生懸命作り戦っているのだと。

自分も、そういう精神性を忘れずに、色々書いたり、日々を過ごしていきたい、そんなことを思うのでした。

何だかよくわからないモノを目指し、ブログやってます
本の書評や考察・日々感じたこと・ショートストーリーを書いてるので、良かったら見て下さい♪

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