Fire Stickを買ってから映画を見まくっています。
元々ネットフリックスやアマプラには入っていたのですが、スマホの小さい画面で映画を見るとすぐに脳味噌がメルトダウンしてしまうので、今までサブスクの料金は自分がエンタメをいつでも見れるという保険の為の出費に成り下がっていたのでした。
しかしFire Stickは偉大かな。
なぜなら、家についてただリモコンのスイッチを押すだけで、速攻で名作映画の海に飛び込むことが出来るのです。
そして私の映画熱をさらに高めているのがU-NEXTです。
Fire Stickを買う前、私はネットフリックスとアマプラのみしか入ってませんでした。
別にこれらのサブスクに文句があるわけではないのですが、特にネトフリに関しては映画がとても探しにくいと思っていました。(あくまで個人的感想)
しかしU-NEXTは洋画のアクションやSF等、ジャンル毎に映画がバーッと出て探せるので、ストレス無く映画が探せます。
さらに白黒映画や古典作品など往年の名作がとても多く、読書も含めて古典ブームである私にとって天国のような環境なのです。
そんなわけでヒッチコック監督の「サイコ」や、ずっと見たいと思っていた「ベルリン・天使の詩」を見ることが出来て、とても幸せな私。
しかし一方でこうして映画を見る時間が増えたからか、心の底のもう一人の自分がこんなことを語りかけてくるようになりました。
「お前の偽りの映画への罪をここで向き合い、償いたまえ」
そう、私は学生時代から友人と映画の話をしてE.T.やインディ・ジョーンズ、未知との遭遇などの話が出た時に、指を合わせるアクションとか、頭の中にある知識を総動員して「見たフリ」をしてきたのです。
それも10代、20代合わせて何度も何度も、私はあたかも当然のように「見てるフリ」を繰り返してきたわけで、もはや嘘を付いているという意識すら最近は無くなっていました。
しかし映画に触れる時間が増え、サムネとかで上記作品の画像を見る度に、私が遠い昔に置いてきた映画良心がチクチクと心を突き刺すようになってきました。
ゆえに私は一大決心をし、何と上記作品を全部視聴したのです。
そして見終わって気付いたことは・・・・・
全部最高に面白れぇええええ
ということです。
正直見るまでは
「名作ったってエンタメ作品だし、どうせ今みても古く見えるだろうしイマイチだろうな」
とあまり期待していなかったのですが、そんなことは全然無くテンションぶち上がりでした。
E.T.は妹がアホ可愛くて最高だし、カエルを逃がすのと少女とのキスとのリンクのシーンは映画を見てきて1、2を争うくらい好きなシーンでした。
インディ・ジョーンズの圧倒的テンポで激流のような冒険活劇は、五感のワクワクをとても刺激されました。
そして未知との遭遇は途中までは、「何か変なカルト映画みたい」と思っていたのですが、最後の30分は本当に極上の神秘体験とすらいえる映像体験でした。(本作は考察をいつかしてみたい)
私は常々、偏見や思い込みを排して自由でありたいと思っていますが、改めて今回思い込みの愚かさを指摘された気がします。
とにかく良いと言われているものは、感情を一旦横に置いておき見て判断すべき。
そんなことをつくづく思わされました。
本ブログにおいていよいよ色んな事に手を出し過ぎてしっちゃかめっちゃかになりそうですが、見た映画のレビューなどもいずれアップ出来たらいいなあと思います。