<雑記>村上春樹さんのエッセイ

雑記

最近、村上春樹さんのエッセイ本を読んでいます。

元々、自分は作家のエッセイを好んで読む方ではなく、個人的趣向でいうと興味があるのは、その人が作る「物語」です。

しかし、自分自身が長い物語を書いている時には、不思議と物語の成分から離れたものを読みたくなるもので、最近は自分が好きな作家さんのエッセイを集中して読んでいるのです。

エッセイが良いのは、肩の力を抜いて気楽に読めるところです。長編の物語だと、「これはどういう要素を現わしているんだろうか」とか「きっとこういうことを言いたいんだろうな」など、かなり集中して腰をしっかりと入れて文章に取り組むことになります。

しかしエッセイは「まあ読み忘れがあってもいいかな」的な感じで読めるので、なんていうかその心持ちが本を読むハードルを下げ、結果、本を開く頻度も増え、あっという間に読んでしまうのです。

そんなわけで私は大体、この2週間くらいで3冊ほど、村上さんのエッセイを読みました。

↓写真

村上さんの文章は、明瞭かつ簡潔で非常に読みやすいですが、エッセイに関してはそこにユーモアという成分が香ばしく入っており、本当にリラックスして楽しめます。

個人的に印象に残っているエピソードは、村上さんは中華料理が食べれないとのことで(ラーメンやチャーハンの匂いを嗅ぐだけでもダメらしい)、ねじまき鳥の取材で中国に行った時、食事に苦労したこと。

また村上さんの奥さんは中華料理が好きなので、自宅で中華料理っぽくない装いの中華を出し慣れてもらおうとしたところ、村上さんは即座に見破ったこと。

仕方ないので諦めた奥さんが、一人で中華料理を食べていたら、店内の他のお客に一人で中華料理を食べていることを揶揄されているのが耳に入り、家に帰って村上さんに「あなたのせいでひどいことを言われた」とキレたエピソードなどなど(全部中華のエピソードばっか拾ってしまった)

生活感があり、身近に感じられ、思わずふっと笑ってしまうエピソードが沢山あります。

今、私は村上さん翻訳のチャンドラーの「ロング・グッドバイ」を読んでいますが(めちゃくちゃ面白い)、また物語成分を取り過ぎて疲れてしまったら、好きな作家さんのエッセイを読もうと思います。

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本の書評や考察・日々感じたこと・ショートストーリーを書いてるので、良かったら見て下さい♪

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