<雑記>この夏はまってるもの ドラクエ11編

雑記

1年前にも書いたと思いますが、夏になると私には、SF小説ブームとゲームブームが同時に訪れます。

SF小説に関しては、現在、自分の長編小説を書いてる事情もあり、今年の夏はブームが到来してません(自作を執筆してると読書量がもっぱら減るのは私だけでしょうか)

そんなわけで今年は、前に書いた「太田上田」そしてゲームでは「ドラクエ11」にはまっています。

「何か冒険がしたいから適当にRPGを一本やろう」

そう思って始めたドラクエ11ですが、正直、圧倒的な面白さに絶句しています。

王道的な冒険を、最適なグラフィックで、ここまでハイレベルに展開されると、もう他のタイトルが追随出来ないのではという様な、おせっかいな不安さえ感じてしまいます。

関係無いですが、かつて私は大学生の時に、あまりにヒマなので←クズ

2か月の夏休みで、「ドラクエ」の1から7、「FF」の1から10というその時出ていた全タイトルをクリアし、「ドラクエ」VS「FF」の優劣を決定するという孤独で過酷なフェスを開催したことがあります(参加者は私1名)

ドラクエの2が途中でセーブが消え、FFの3がソフトが起動しなくなったので、その2タイトルは断念したのですが、それ以外は一応クリアしました。

さてその段階で私の中での「ドラクエ」VS「FF」の結果は、「FF」の方が物語の体験として勝るというものでした。

1から3はどっこいどっこいだとして、4から6は両方共最高に面白いのですが、哲学や人間ドラマの解像度で「FF」の方が面白いかなあと感じました(ドラクエはシンプルな冒険を追求してるのであくまで主観的な話)

7に関しては、両方共面白い。

「FF7」は言わずもがな世界的タイトルですし、「ドラクエ7」は屈指の鬱ゲーであり、色々な事を考えさせられました。

さて、それでは現在に返って考えてみましょう。

私はドラクエに関しては、その後の8、9、10、11は現在プレイ中の11も含め、一応一通りプレイしてます(クリアまでいってないのも多々ある)

FFに関して言えば、オンラインタイトルは除外し、12、13、15、16どれもプレイしてはいませんが、一通り実況動画は見てます。

そんなわけで、そもそもプレイ状況が両タイトルで全く違うわけで、公平に比べることは出来ませんが、ここは自分勝手に愛のままにわがままに、優劣を勝手に決めちゃいたいと思います(あくまで個人の話)

最近のタイトルはドラクエの圧勝です!←マジで自分勝手

まずそもそもとして最近のFFに関しては、申し訳ないですが買う気が起きません。

それは私が個人的にハイエンド系のゲームに若干疑問を持っているのもあります。

というのも私はゲームにはゲームの世界でしか表現出来ない景色やグラフィックがあると思っており、最近の現実に近付けるグラフィックに全く興味が湧かないからです←だったら現実に旅行にいくよね

なので実況動画を見ていても全くワクワクしません。

そしてグラフィック演出に力を取られる分、テキストの言葉の力は以外とスカスカで、展開が冗長的だったりするので、だったら本を読もうとなってしまうのも要因の一つかも知れません。

その意味でペルソナの、コミュや育成システムはゲームならではの体験を用意しており、そこに発想や発明があると思います。

あと私がアクションゲームが苦手というのもあります←これは完全に自分が悪い笑

さてそれでは今回のドラクエ11に関して改めて書きます。

まず最大の魅力が、綺麗でありながら、解像度が上がり、冒険のワクワクを感じれるグラフィック、そして操作性が最高なことです。

私は物語とか言葉をゲームにおいて重視するのですが、本作に関しては初めて街とかダンジョンを歩いてるだけで楽しいと思いました←自分的にすごいこと

かつ探索と物語の展開のバランスが丁度よいので、冒険にちょっと飽きたかなあという段階で、怒涛のイベントがあり、好奇心のワクワクが途切れることがありません。

さらに素材集めや鍛冶システムなどの、育成・生成要素が面倒臭くなく、丁度よい難易度でやりがいがあるので、ちょっと30分くらいダンジョンを歩いて鍛冶をするだけでも充分楽しいなあと感じることが出来るのです。

まだ私は中盤くらいなので今後ゲームがどうなるのかは分からないのですが、何でドラクエはこのレベルまで辿り着けたのかと色々考えて見ました。

私の結論としては、「本質的で本能的な面白さをしっかり考えていること」「ドラクエというスープの伝統を大事に守りつつアレンジを無理なく、果断に加えていること」かなあと思います。

私は姿勢として「FF」の常に進化を目指すチャレンジは好きですが、難しいのは「FF」とは何なのかというのが個人により、かなりバラつきがあることだと思います。

ナンバリングでやる以上、ナンバリングの伝統という縛りの中で、新しいものを発見していくのが必要なわけで、チャレンジに全振りするのでは新規IPでやったほうがいい、そこがとても難しい。

「FF」という概念を壊したり、引っ繰り返したりするのもロックですし、それが面白くなるのだったら最高ですが、壊すにしてもやはり「FF」というベースの理解が必要だと思います。

その意味で「FF」は一回、基本に立ち返る為にグラフィックを含めた「進化」「成長」の概念を捨てた方がいいのかなとも思うのです。

「進化」や「成長」という上昇志向的ラインではなく、「遊び」や「好奇心」という縦横無尽的なラインを追求し、そこに「FF」のスープを流し込めば、「ドラクエ」に負けないパワーを持つタイトルになるのかなあと思います←マジで言うは易し

そんなわけで色々自分勝手に書いてきましたが、これはあくまで無責任な個人の戯言ですので気軽に読んでくれたら幸いです。

とにかく来年には出るであろう(そう期待したい)、ドラクエ12を楽しみにしつつ、しばらく11の楽しいゲーム体験に浸ろうと思います。

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