2021-09

考察

<考察>「女坑主」 青年は一体、何を見たのか?

「女坑主」は、怪奇さや幻想性の色濃い作風で名高い、夢野久作さんの短編小説です。女坑主である新張眉香子のもとに訪れた、みずぼらしい茶色い背広の青年とのやりとりや風景の描写を通して描かれる虚無の世界。そんな本作を主観的に考察してみました!
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<考察>「ファイナルファンタジーⅤ」 光を指し示す魂の物語

FF5はクリスタルで構成される世界での冒険を描いた、初期シリーズの総決算となったタイトルです。FF5はよくゲームシステムの完成度が高いという点で取り上げられるのですが、今回はストーリーについてを主観的に考察していきたいと思います!!
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かえる文学とは

かえる文学の趣旨 自分が子供のころ、世の中には「よく分からないもの」が溢れていました。何だか無駄に怖い映画、気持ち悪いのか楽しいのかどちらを目指したのか分からない絵本。何だか難しい言葉がふんだんに散りばめられたポスター。良く分からないんだけ...
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<考察>映画「紙の月」 歪んだ世界を飛び越える女の物語

一見すると、生活に満たされない主婦が、不倫や銀行の横領に手を染めるというオーソドックスな犯罪を描いた作品に見える、映画「紙の月」。しかしこの作品は一つ向こう側の場所に到達していると感じます。そんな本作を主観的に考察していきます!!
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<考察>「海辺のカフカ」 呪いを断ち切る少年の物語

海辺のカフカは、村上春樹さんの長編小説です。田村カフカくんが家出の末に、四国の図書館で様々な人々と出会う話と、ナカタさんという不思議なおじいちゃんと星野という青年が辿る奇妙な運命!現実と象徴が織り交ぜられた世界観を主観的に考察していきます!!