<雑記>ウルトラマングランデ

雑記

かつてTwitterで、スタバでうとうとして、少し寝てしまった時に「ウルトラマングランデ」なる新しいウルトラマンのTVシリーズが始まった夢を見たと書いたことがあります。

実はあれ以来、全く考えなくていいことですが、私はウルトラマングランデのことを時間の隙を見つけてはあれこれ考えているのです。

さて改めて説明するまでも無いですがグランデ(以下略)は、赤とシルバーではなく、緑とシルバーのデザインの洗練されたビターな雰囲気のウルトラマンです。

ここからはその物語の最初の部分を語ることにします。


舞台は、明治時代の鹿鳴館です。

伊藤博文はそこである情報筋から自分に隠し子が居て成人し、突如会いにきたことを知らされます。



それが伊藤・キリマンジャロ・ラテ夫です。


そうです、彼は博文がブラジル人女性と一夜を共にした時に出来た子供で、ブラジルからはるばる博文に会いに来たのでした。


金髪を短く刈り上げ、タンクトップから見える腕からは筋肉が見え隠れする彼は微笑をたたえており、その口からは白い歯が眩しく光ります。

するといきなり真剣な表情になるラテ夫。


ラテ夫はズボンのポケットから一枚の写真を出し、博文に見せます。



ラテ夫「パパ、実はブラジルで古代の遺跡が発見されたんデス。これを見て下さい」


隠し子の存在だけでもびっくりなのに、いきなりのパパ呼びで、さらに写真を見せられて慌てる博文。




博文「・・・・んっ、何じゃこの模様は」





その写真には、古代の神殿や建物の様な物が沢山映っていたのですが、その建物の至る所に、長髪のマーメイドみたいな模様が沢山映っていたのです。



ラテ夫「パパ、実はブラジル政府が民俗学者や科学者を解析に当たらせたトコロ、この遺跡を作った生物は地球の人類ではなく、宇宙のはるか上の科学技術を持つ存在だと分かったのデス。」


いきなりの説明に頭が混乱する博文、しかしラテ夫は問答無用に説明を続けます。


ラテ夫「そして先日、その地球外生命体から通告がありました。彼らは自らのことを<航海士たち>と呼んでいます。そしてブラジル政府はそれを英語にした名称で異星人達を<スターバックス>と呼ぶことに決定しました。」



博文「なんだかオシャレな名前じゃのう」




真剣な話をしているのにピントがずれたことを言う、長髭の父に少し表情が曇るラテ夫。




ラテ夫「パパ!、インスタ映えとかそんなこと言ってる場合じゃないんデスよ。スターバックスたちはブラジル政府に地球時間の5日後に、巨大怪獣を派遣し、地球を破壊することを通告してきたんデス!」


欧米列強の脅威に対策してきた博文は、ここにきて宇宙から怪物が来るということに頭が付いてきません。



ラテ夫「その怪獣たちをスターバックスたちの言語では、カル・フェック・テルーザ・リアンと発音していました。そしてブラジル政府はその言葉を縮めて、漢字を当てはめ<禍負餌手痢在(カフェテリア)>と名付けることにしたのデス。」


博文「何か優雅な響きじゃのう」


またしてもピントがずれたことを言う、ズレズレ元老じじいにラテオの口調も険しくなります。



ラテ夫「心温まる第三の時間と空間を提供するとか言ってる場合じゃないんデスよ、パパ!
そのカフェテリアたちが地球を滅ぼしに来るんデスよ」


話の展開についていけずに博文に、ラテ夫が説明を畳みかけます。



ラテ夫「話はここからですパパ!実はブラジルの古代のスターバックス人が残した遺跡から、奇妙なコーヒー豆の様な紋章がついたスティックが見つかったのデス。それを解析したところ、それを使えばショートやトールなんてしょぼいサイズではなく、巨大なグランデサイズの巨人に変身できることが分かったのデス。」


博文「ショートとかトールとか唐突に出てきた感が否めないのう」



ラテ夫「パパ!何悠長なこと言ってるんデスか!事件はいつも唐突に起きるんデスよ!そして遺伝子解析をしたところ、このスティックは非常に僕の遺伝子と相性が良いことが分かったのデス」



博文「えっ、じゃあお前がグランデサイズになるのかいな」



ラテ夫「いいえ、パパ。僕の遺伝子ではぎりぎりスティックとのジョイント率が足りなかったのデス。しかし僕らは諦めませんでした。一人私の遺伝子に近く、スティックとのジョイント率が限りなく100%に近い存在がいたのデス。それがパパなのデス!」


博文「えっワシ!ワシが変身するの!!」



ラテ夫「そうです。今こそパパが、ウルトラマングランデになり地球を救う時なのデス!!」





次週、困惑している博文がとうとうグランデに変身する!!


そしてグランデに変身した博文に今後も襲いかかる数々の困難!!


黒いハットを被ったコメダンディという巨大カフェテリアの来襲!


不敵な笑みを浮かべ、地球に協力を申し出る、黄色と黒のコーヒー豆の模様の男、ド・トール星人の本当の狙いは何か?


そしてライバルの山県有朋は果たして貴族院でウルトラマングランデの予算を通してくれるのか?


これからのグランデを君は見逃してはならない!!





・・・・・




そうなのです。

こんなことばっかり考えてるから、ねじまき鳥の考察が終わらないのです。

私は決意しました!

今日こそ一生懸命、考察を進めると(その前にちょっとだけyoutube見ようっと)

何だかよくわからないモノを目指し、ブログやってます
本の書評や考察・日々感じたこと・ショートストーリーを書いてるので、良かったら見て下さい♪

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