<雑記>ドンキーコング界隈の相場変動

雑記

昨日、駿河屋でゲームを物色している時に、「ドンキーコング トロピカルフリーズ」のパッケージが目に入り、久々にドンキーもいいかなと思って、試しに YouTubeで動画を視聴。

しかしその時の私は、ずっとドストエフスキー氏の文庫本の細かい文字とにらめっこしている後だったので、視界が滲み、バナナがマンゴーに、それもかなり目を掻いていたから、赤みがかった宮崎マンゴーに見えてしまったのだ。

その瞬間、私はもしあのコングらの大好物が、バナナでなく宮崎マンゴーであったなら世を震わす大問題に繋がるのでは? という根源的問いが脳裡を支配し、それと禅問答する羽目になってしまった。

まずコング目線で考えた時、これは圧倒的にコスパが悪い。

さすがのコングたちでも、バナナを食べる要領で、大玉であれば3個くらいで1万五千円はする宮崎マンゴーをバクバク食らうわけにはいかないだろう。

夜にディディーコングが小腹が空いたからと、マンゴーの皮をむかないように、バナナ倉庫もといマンゴー倉庫にはしっかり施錠をしなくてはなるまい。

もちろんゲームステージに、地面に縦に整列しているとはいえ、剥き出しでバナナが置かれていることなどはあり得ない。

ギリギリ、ゲームステージに置かれているとしても、しっかりと白いポリエステルか何かのあみあみの布団に包まれ、紙の箱の中で、その赤い顔をつるりと轟かせているに違いない。

そんなわけで、バナナ100本で1アップの様な低レート、バナナ安の叩き売り相場で交換されることはあり得ず、もはや1マンゴーで3アップという、過去最大のマンゴー高であり、相場が沸き、投資家筋もにっこりであることは恐らく請け合いだ←自分で書いててもさっぱり

さて、こうなってくるとスーファミのドンキーコングで、彼らの洞窟の倉庫には、溢れるほどの大量のバナナが積み込まれているわけだが、もしそれらの全てが宮崎マンゴーであるなら、それはもはや立派な個人資産であり、あの倉庫地帯の地価が値上がりし、トロピカルマンゴーバブルなるものが発生するまである←いやない

そんな資産マンゴーをキングクルールなるワニの怪物が、全て盗んだとなるなら、これはもはや令和の3億コング事件であり、もはや一コング市民の手に負える案件でなく、恐らくは警視庁及び、コング地検特捜部が動くことになるだろう。

つまりドンキーコングの世界というのは、バナナだからこそ成り立っている非常に繊細な世界であり、マンゴーやマスクメロンであったなら、企業間の熾烈な競争、もしくは国際的な経済問題に発展しかねない危険性をはらんでいるのだ。

そうここまでくればもう分かるだろう。

もしドラえもんの大好物がどら焼きでなく、高級マカロンだったら・・・

その時は、恐らくのび太は、今までの、のび太のままではいられなくなるだろう・・・

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