私は今更ながらゼルダの伝説ブレスオブザワイルドにドハマりしている。
かつて「ゼノブレイド」を根性の無さゆえ、華麗に投げ出して以来、私はオープンワールドのゲームに苦手意識を持っていたのだが、しかし、ブレワイによりそんな意識も雲散霧消した。
行くところ行くところに何かしらの仕掛けがあり、その全てが直観的であり超楽しい!
正直、任天堂のパフォーマンスが凄すぎて絶句である。
さてここで話は変わるが、ドラえもんの道具に「絵本入りこみぐつ」というものがある。
これは文字通り、その靴を履くと、開いた絵本の世界に入れるというものである。
それのゲーム版、「ゲーム入りこみぐつ」があったならば、どのゲームに入りたいか、最近はそればかりを考えていたのだ←もっと考える事はあるよね
さてまずは冒頭に述べたブレワイだが、広大なハイラルな大地の魅力は非常に捨てがたい。
しかしリアルな私は、マジで運動神経が壊滅的である。
そんな私が剣や盾を持ったまま素手で崖など登れるはずもない。ましてや少し反発性の少ない服を着たからといえ、上り龍の様に滝を登れるはずもないのだ。
ゆえにブレワイは除外である。
とりあえずこの流れで絶対に入ってはいけない、ダメ絶対案件を消化していこう。
最初に浮かぶのはテトリスの世界である。
これに関しては理由は明白だ。
この世界に入った場合、運命は「消される」か「積まれる」かの二択しか無いからである。
つまり落ちゲーは、北斗の拳ばりの修羅の世界なのであり、これは確実に除外だ。
またマリオの世界も出来るなら、避けるべきだろう。
基本的にキノコしか出てこない食事で、巨大ワニガメとタイマンを張らせられ、助けた彼女もすぐにほいほい外出し、巨大ワニガメに再びついていくのだ。
そして彼らの職業は配管工であり、恐らくどこかに雇われているサラリーマンだろう。ゆえに少ない手取りの中から、毎回費用を捻出し彼女を助けにいかなくてはならないはずなのだ。
それゆえ食事は節約志向になり、だからキノコしか出てこないのではと私は睨んでいる。
そんな社畜人生は勘弁してほしいので、これもまた除外である。
そう思うと美少女ゲームというのは、可愛い女の子と恋愛してればいいので、楽しいかもしれない。
しかしふと思う。
毎日の暮らしをヒロインに気に入られる事だけを軸に暮らし、女の子の顔色を窺い、選択肢に汲々とする毎日。
そんな日々は果たして生きていると言えるのでしょうか。私は私が邁進すべき目標を持つ自分の人生を歩みたい。ゆえにこれも却下しておこう。
さてここまで色んなゲームを想像してきたが、どれも非常に厳しい、時代の向かい風を受けている状態だ←はっ?
ゆえにここで本命を出そうと思う。
それはファイナルファンタジー7のミッドガルだ。
あの黒と灰色を基調としたスチームパンクの街並みは、中学以来、私の憧れの景色なのだ。
しかしここで私は重大な事実に気づく。私はかつて小児ぜん息だったのだ。
高校に入り、部活で汗を流すことでなんとなく発作は出なくなったが、完治したかといえば正直あやしいところがある。
そんな中、ミッドガルの様な、ガスだか何だかがかなり充満していそうな街に引っ越すのは、自殺行為だと言っていい。これは健康上の理由からNGだろう。
そんなわけで本命が華麗に散ったわけだが、次こそが真打である。
そう、ペルソナ4の八十稲羽だ。
いい感じに寂れたレトロな商店街にはラーメン屋もあり、神社もある。
また近くにはショッピングモールもあるので、暮らすにはまるで事欠かない。
さらに少し車や電車を走らせれば、大都市に着き、意外とアクセスも抜群である。
こうなるとペルソナ4の一人勝ちである。
・・・
あれ・・・
これうちの地元と変わらないのでは・・・
適度に田舎でなおかつ、マックもあり二郎系ラーメンもあり、有名なお寺もある。そして電車で20分もすれば大都市に着く・・・
ふう、なるほど。
お前はお前の人生というオープンワールドを生きろ!!
そういうことだな。やるじゃん人生←はっ?