<雑記>映画館の値上げに思うこと

雑記

TOHOシネマズで映画の一般料金が100円値上がりのして2000円になるらしい。

現在色んなものが値上がりしてるわけだが、これに関しては色々思うことがあります。

私は現在30代ですが、自分が学生時代だったころは、確か1200円くらいで映画を見れていたはずなので、やはり2000円代に突入したことは、なかなかに衝撃があります。

少し前のデータですが若者の外出不足が深刻という話があった気がします。

特に10代や20代は、本当に今外出しないらしい。

しかし私が思うのは、電車賃も値上がりし、ことごとく映画やテーマパークも値上がりしてる今、もはやそれは仕方のないことだと思うのです。

私が最近、映画館で映画を見たのは「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」という作品を見た時ですが、海外でかなりの話題作なのにも関わらず、初日なのに人があまり入っていませんでした。(映画の内容は最高でした)

でも合理的に考えれば、それも当り前で、外出すればそれだけでお金がかかる今、若者が家でサブスクやYouTubeをスマホで見ているのが一番コスパがいいわけです。

そして社会構造的に、若ければ若いほど、どんどん人口は少なくなっていくので、社会の分配は得られず、収入や残るお金も少なくなっていきます。

すると安い給料で心をすり減らしながら働き、休日はその疲れを癒すため、稼いだお金で引きこもるというのが、スタンダードな行動になっていくのは仕方ありません。

そうすると映画を見に行くのは、お金がある世代になるので、思い出コンテンツが溢れ、それかお布施としてのアイドル系の映画しか映画館に行かなくなります。

そうなると、いくら面白い作品を作っても、それを見に行く体力がある人及び、何か面白い映画を探して身に行く中間層がいなくなり、どんどん面白い作品が作られなくなっていきます。

個人的に、最近は日本映画で予算は少なくても、面白い物を頑張って作ろうとしている監督がいることを知ったので、こういう流れになっていくのはとても残念です。

そして少子化についても、若い人にお金がなく、外出もせずに家にいるのでは、そもそも結婚なんてするはずも、出来るはずもありません。

結局のところ、ほとんどのことが根本に経済問題があるわけです。

今の所は、政治に関してはどんずまり状況なので、そこの改善はなかなか期待出来ません。(ただ少し希望が見えてきたかも)

なので政治に関してはとにかく選挙には行くことだけを徹底すればいいと思います。

ただし技術の進化もすさまじく、かつこれから徐々に情報に強い世代へと中心が入れ替わっていくので、どこかで劇的に社会が変わることもあるかなあとも思うのです。

そうなると、私たちの今の課題は、いかに今の辛い状況を生き抜くかということになります。

そうすると生きてくるのが読書だと思うのです。

本は、今の所、一冊読むのにかかる時間に対し、文庫本に関しては値段が安く手に入り、誰でも手が出しやすいエンタメです。

そして図書館では、本屋に無い、無数の光り輝く古典作品があり、それも無料で読めます。

そして本を読むと、色んな考えに触れることが出来、また自分で考えることも、ある程度必要とされるため、思考力も鍛えられます。

すると何か現実でつらいことが会った時に、それに対し色んな考え方で対応出来るようになり、ある意味自分を逃がしてくれる手助けをしてくれるように思うのです。

そして本は読めば読むほど、好奇心が繋がり、世界は広がっていくので、つらいことがあっても

「まだ面白いことがあるかもしれないから、死ぬのはもったいない」

そんな風に思える防波堤にもなると思います。

また、本の影響でどこかに旅行に行きたいと思うこともあり、自分を外に連れ出してくれることもある気がします。(深夜特急とかはまさにその例)

そして色々考えるようになると、実は工夫次第で旅行も外出もかなり安く楽しむことが出来ることにも気付けたり出来るかもしれません。(私はザ・貧乏トラベラー)

そんなわけで、私もまたお金があまり無い一人として、自分が楽しく生きれることを探しながら、生き抜いていこうと思うのです。

そんなわけで、皆で面白い本を共有したりしながら、ゆるく楽に、マイペースにのんびり歩いていきましょう♪

何だかよくわからないモノを目指し、ブログやってます
本の書評や考察・日々感じたこと・ショートストーリーを書いてるので、良かったら見て下さい♪

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