かえる文学の趣旨
自分が子供のころ、世の中には「よく分からないもの」が溢れていました。
何だか無駄に怖い映画、気持ち悪いのか楽しいのかどちらを目指したのか分からない絵本。
何だか難しい言葉がふんだんに散りばめられたポスター。
良く分からないんだけど、何だか心がわくわくする。
そんな物に触れて自分は育ってきた気がします。
現代は、とても色々なことが便利になり、効率的になりました。
安心して楽しめるコンテンツが増え、そして質も悪くない。
心を平穏にしてくれる、安心・安定した面白さ。
イメージでいうと、しっかりした型があるケーキみたいな感じです。
しかし、私は思うのです。
もっとわけがわからなくなりたい!
しっかりした形のケーキよりも、ドロドロで何が入ってるか分からないモノを食べたい!
「かえる文学」では、自分の今の価値観を揺り動かしてくれるような本や映画を紹介したり、また自分でわけのわからない物を作ったりもしていきたいと思います。
跳ねたり、潜ったり、泳いだり、試行錯誤しながら、人生をよりわけのわからないモノにしていく。
「かえる文学」はそんなブログを目指します♪
コンテンツの紹介
「かえる文学」では現在、3つのコンテンツがあります。
以下、それぞれを簡単に紹介します♪
考察(考察・古典探訪・書評)
「考察」では、個人的に面白いと思った小説や映画を、深堀して考察しています。
「古典探訪」は、いわゆる明治以降の近代文学の傑作を考察したもの。
「書評」は、エンターテイメント性が高かったり等、作品の性質上、考察ではなく紹介にとどめたほうが良いと判断した作品について書いたもの。
この3つを大きく「考察」というジャンルにまとめてます。
雑記
「雑記」は自分が思ったことや、感じたことを気が向くままに書いてます。
色んな事を、自由に書く日記みたいな感じです。
かえる劇場
「かえる劇場」は、自分のライフワークでもある、日常で考えている妄想を、繋ぎあわせたりして物語にしたものです。
不条理なショートストーリーだと思って気楽に見て下さると幸いです。