新年あけましておめでとうございます。
去年はそれなりにやりたい事も出来ていい年ではありましたが、一方で本ブログにおける本の考察に関しては、かなり滞っているので、今年はそちらに関してもなるべく多くのタイトルを取り上げられたらなと思ってます。(恐らく最初のタイトルは村上春樹さんの「アフターダーク」になる予定)
さてさて年末年始と言えば、とにかく物を食べます。
お雑煮におせち、しゃぶしゃぶや焼肉など家族が集まり、とにかく食べる。
うちの家庭はあまりお酒を飲まない分、全てを食欲のパラメーターに全振りしており←居酒屋に嫌われるタイプの客
早くもお餅は3袋目に突入しようかというところ。
食べ物以外でも、お正月というのは不思議なもので、普段とは違いゆったりとした雰囲気が流れます。
いつも僕は自分が食べ終わるとすぐに食器を洗い、すぐに次の行動に移るというせっかちで自己中心的な人間ですが、さすがにお正月ともなれば雑談に加わり、特に何をするわけでもない時間というのを楽しみます。
変わったことと言えば、皆で見る媒体でしょうか。テレビが本格的に面白くないので、正月特番のほぼ全てを華麗にスルーして、皆でサブスクで映画を見たりしました。
今回皆で見たのはネットフリックスの「REBEL MOON」。
「300 〈スリーハンドレッド〉」で有名なザック・スナイダー監督の作品ですが、まあ言いたいことはいろいろある映画なので、これはどこかで書きます。
そしてそれと同時にスターオーシャンセカンドストーリーのリメイクもクリア。そしてこれに関しても言いたいことがかなりあるので、どこかで書きます←こればっかり
さて本ブログは、なめらかに面白いものや事を摂取してわけのわからない生き物として生き抜いていくことがテーマなので、2024年の心がワクワクする案件を語っていこうと思います。
まずはペルソナの3から5を手掛けたチームの最新作である「メタファー:リファンタジオ」。
私はペルソナシリーズはものすごく村上春樹案件だと思っているのが、まさに今回のタイトルにはメタファーの文字が入っていますね。
ファンタジーを正面からやるという意気込みの本作が、現代社会の問題とどうリンクさせ、そしてどういう着地をするのか今から楽しみです。
続いて今読んでいるチャンドラーのフィリップ・マーロウシリーズを読み進めていくのも楽しみです。
今のところ「ロング・グッドバイ」と「大いなる眠り」を読みましたが、どちらもビターな味わいがいつまでも後を引く作品で、とても面白かったです。
そしてSFでは改めてジェイムズ・P・ホーガンを攻めていきたいです。
私はかなり前に「星を継ぐもの」を読んだ時に、相当感動したのですが、序盤の専門用語ラッシュが少し大変だったのを記憶しており、以降あまり他の作品に手を出していませんでした。
しかし今、「造物主の掟」を読んでいるのですが、これがめちゃくちゃ面白い。
あらすじとしては、遠い昔に地球外生命体の無人宇宙船が、土星の衛星タイタンに着陸したのですが、そこに搭載されていたロボットたちが長い間に独自の進化を遂げて、いつの間にか人間の中世のような社会を作り上げており、それらの機械生命と人間たちが相まみえるという物語なのですが、これがとにかく面白い。
体感としては「星を継ぐもの」よりも専門用語は少なく、物語的な動きに重きが置かれている感じで、非常に読みやすいです。そんなわけで今年はジェイムズ・P・ホーガン作品も読んでいきたいです。
あとはドストエフスキーの読んでいない作品、またジョン・アーヴィングで読んでいない長編がまだまだあるのでそれらにも着手していきたい。(「オウエンのために祈りを」とか「サイダーハウス・ルール」とか)
それと私の人世における一つの指針みたいな本「月と六ペンス」を書いたサマセット・モームの他の長編も読んでいかなくてはなりません。(私は感動した作者の作品ほど逆に構えてしまい、なかなか手が出ないことが多々ある)
それと出来る事なら「1Q84」や「騎士団長殺し」など村上春樹さんの長編の考察を上げていきたい。
今のところ、私の頭の中にあるのはこんなところです。
とにかく今の時代は厳しいですし色々な転換期です。だからこそ各々が面白い事を見つけ、なめらかに生きていくことが求められていると思います。
そんなわけで今年も一緒に面白いことやわくわくを発見し、なめらかに楽しく生きていきましょう♪
今年もよろしくお願いします。