<雑記>世の中はカオス

雑記

私は、子供の頃からかなり両親に愛されて育ちました。

2個下の妹も、とても良い子で関係も良く、私はすくすくと育ったといえるでしょう←一体誰目線?

ゆえに子供の頃は、海外で戦争とかはあり、世界全体が平和ではないことは理解しつつも、日本は平和かつ正義の価値観が貫かれていると思っていました。

しかし、20代の後半に徐々に気付き始めます。

あれ日本ってかなりヤバいのでは?

というより世界の国家のほとんどが、矛盾と欲望と偶然を下敷きに形だけを整えて運営しているのでは?

そんなことを思い、そして30代にさしかかり、時が経てば経つほどその思いは強くなり、そしてコロナ禍になり決定的になりました。

緊急事態宣言を出しているのに五輪は強行し、そしてその裏では漫画のような汚職が行われ、皆が困っているのに与党は支持団体を助けるためのお肉券などを検討。

野党も実は増税思考で与党と国対でなあなあに繋がり、入管施設では人権を無視した長期間収容で外国人を死に至らしめる。

本当に私はここ数年で、日本の闇の部分を嫌というほど見せられた気がします。

政治家になった友人曰く、政治家になったら少なくとも、いかがわしい団体とある程度の付き合いが発生するとも聞き、なんていうかもう漫画やエンタメの世界の犯罪は、本当にあるんだなあと改めて実感するのです。

ただ、ある意味で隠されていたものがどんどんあぶり出されてきたとも言えるので、知らないよりも、コロナ禍になり、闇の部分が出てきたことは個人的に良い面もあったかなとも思うのです。

今、トー横や大久保公園の立ちんぼが問題になっていますが、なんていうか性欲的なことがここまでカオスになるのも初めて見ました。(今思えばヤマンバギャルとかは、明るかったなと思う)

つまり日本の今の現状は形式的に整えているだけで、一つ皮をむけば、欲望を抱えた陰湿な何かが出てくるわけです。

さて、それではどう生きていけばいいのかとなるのですが、ここでやはり読書、というか言葉の力が重要になってくるかなと思います。

ドストエフスキーの長編の「白痴」や「悪霊」のどちらかで登場人物が言っていた言葉で

「社会がどうであれ、あまり関係なく、何かを神の為にすることは出来る」

と言うような言葉が出てきます←あいまいですいません

私は特に特定の宗教に入っているわけではありませんが、社会や国家がどうであれ、自分が美しいとおもうもの、優しさ、自由など、自分が大事にしている心を構成する何かを基準に生きていこうと思うのです。

そういう軸を持っていると、とても人生が楽になることをドストエフスキー作品から教えられました。

また、悲観的なことばかり書きましたが、出会う人の中に本当に良い人も実際沢山います。

そういう人たちと大事に付き合い、自分の価値観を優しく育てていけば、絶望せずに生きていけるかなと思います。

政治に関しても、硬直状態が少し動き始め、そして景気に関しても今後、想像した以上に悪くならない可能性も出てきてます。

なので私は、読書で素敵な言葉や情景を集めつつ、それを何かしら発信したりして、人生をエンジョイしていこうと思います。

今日も一日、ゆったり行きましょー♪

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