ダンガンロンパ2をクリアした!

そもそも私がダンガンロンパに触れたのは、もうかなり昔の事で、しかもゲームでなくアニメでだった。
モノクマという、ドラえもんボイスの白黒のクマが「今から殺し合いをしてもらう」という宣言の元に始まり、序盤から怒涛の展開だった為、その当時毎週録画して見ていた(まだサブスク時代じゃないんだねえ)
私が見ていたのはいわゆるシリーズ一作目のアニメ版だったのだが、確かに色々な点で驚かされたし、キャラクターの魅力にも溢れていたのだが、いかんせんその当時の私が推理小説に辟易していた時だったので、面白いミステリーと認知しながらも、ゲーム版をプレイすることもなく、ナンバリングの二作目以降もプレイしないまま、長い年月が過ぎた。
しかしつい先日、ゲーム友達の大学生の男の子におすすめのゲームを聞いたところ、即座に「ダンガンロンパ2ですね」と返ってきた。
これはかなりすごいことである。なぜなら人はそのジャンルが好きであればあるほど、いわゆるマイベストなるものを聞かれた時に、色んな可能性に逡巡してしまうものだからだ。
しかし彼は迷わずダンガンロンパ2と言った。
私の経験上こういう場合の作品が外れだったことはほとんどない。
そのジャンルが好きな人間が、迷わず一つの作品を力強く推している場合。それはその作品に何かしらの魔力のような魅力が備わっていることに他ならない。
そんなわけで、私はすぐにマイニンテンドーストアで、ダウンロード版のダンガンロンパ2を購入した。現在、約1900円である←直後にセールになって1000円になって涙目。私の人生はこんなことばかり
さて、そんなダンガンロンパ2を先日クリアしたわけだが、ヤバかった!!
作品の性質上あまり詳しく語るとネタバレになるので控えるが、本作はある意味で作品のジャンルを飛び越し、凝縮された旨味をごった煮したような、とても記憶に残る鮮烈でパワフルな作品だった。
総プレイ時間を私は確認してないけども、正直な話、濃さで言えば、フルプライスのRPGと同等レベルかそれ以上であり、明らかに1900円は安すぎる。
本作を含むダンガンロンパシリーズはキャラが良いので有名であり、もちろんそれは最高なのだが、本作は物語の展開とその裏にある精神性が本当に良いのだ。特に所詮はバトロワ案件だろ、そう思っている人にこそ是非やってほしい。
詳しく書くとネタバレになるので、本当は考察でじっくり作品と向き合いたいのだけど、リンダキューブアゲインもメタファーもアップしていない中、本作の考察はいつになるかマジで分からない。
ゆえにプレイし終わって、湧いてきた熱量をそのまま文章にした形である。
私は今、続編のダンガンロンパV3をプレイしているが、このシリーズがどういう展開を見せるのか楽しみである。
更に、来年には2に新規エピソードを大胆に追加した、ほぼ新作に近いリメイクが出るとのことなので、それも今から楽しみな次第。
もし今、何か面白いゲームを探しているならダンガンロンパをやろう!←もうほとんどの人がとっくにやっている定期