2022-03

考察

<考察>「薬指の標本」 喪失という暗美

「薬指の標本」は、作家の小川洋子さんの小説で、2005年にはフランスで映画化もされた作品です。読みやすいにもかかわらず、優しく、研ぎ澄まされた世界を心の中に映して出してくれる、唯一無二の描写で書かれる本作を、自分なりに考察しました。
雑記

<雑記>存在としての強さ

この前、電車に乗っていた時のこと。目的の駅まで40分位かかるので、バッグから読みかけの小説を取り出しまして、がらがらの席に腰を下ろし、優雅に電車内読書を楽しんでいた私。そこでの「ある体験」について書きました。
かえる劇場

<かえる劇場>異国の情緒

何だかよく分からない不条理なショートストーリー。それが「かえる劇場」です。第二十四弾は、マカオのカジノで様々な人間が繰り広げる「異国の情緒」。肩の力を抜いて気楽に見ていただけると幸いです。
雑記

<雑記>後悔している事

人生を振り返ってみると、あの時ああすればよかったと思うことが多々あります。私の人生はそんなことのオンパレードです。その瞬間瞬間で食欲や、金銭事情、面倒だなあという思い等あらゆる感情に流されてしまったことだらけ・・・そんなことについて書きました。
考察

<考察>「暗夜行路」 宙ぶらりん、それもまた良し

「暗夜行路」は志賀直哉さんの長編小説です。白樺派を代表する小説家として名高い、志賀さんの唯一の長編小説で、なんと完成までに26年かかった大作です。そんな本作を自分なりに考察しました。
雑記

<雑記>部屋と官位と私

私は、律令制度下の「官位」を愛しています。これは大学生の時の大河ドラマブームで学校を1週間程度さぼり、一気に5つ位の作品を見たとき以来、ずーっと続いており、もうかなりの年数、愛は冷めずにそこにあるのです。そんなこんなをざっくばらんに書きました。
かえる劇場

<かえる劇場>会議は踊る

何だかよく分からない不条理なショートストーリー。それが「かえる劇場」です。第二十三弾は、勇者、ハロルド、ルナ、リアの4人のパーティーが繰り広げる「会議は踊る」。肩の力を抜いて気楽に見ていただけると幸いです。
雑記

<雑記>遺伝子

最近、ふとした時に遺伝子の事を考えます。全ての生物を作る、細胞の中にある情報。そして人間には約22000個あると言われる遺伝子。最近は、あらゆる場面で遺伝子のことに思いを馳せてしまいます。